私が初めての100キロマラソンで失敗した4つのこと!

ウルトラマラソン入門


このブログでは「私が初めて100キロマラソンで失敗した4つのこと」を紹介します。

私の経験談からの記事なので参考にしてください。

 

初めて100キロマラソンを走る方は完走出来るか不安だと思います。

 

私の初めての100キロマラソンは70キロ時点でリタイアでした。

 

100キロマラソンとフルマラソンを比べると、身体や精神的な負担が大きく違います。

経験しないとわかりませんが単純に距離が2倍以上あるだけではありません。

 

この記事では70キロ時点でリタイアした経験を踏まえて、「100キロマラソンでやってはいけない4つのこと」を紹介します。

 

私の失敗した経験が参考になればと思います。

 

GPSは作動させるな!

おそらく100キロマラソンに参加される方のほとんどがGPS機能付きの時計を持っていると思います。

 

100キロマラソンではペース管理が大事です。

速すぎても遅すぎてもダメです。

当然GPS機能を使って今走っているペースがどれくらかを知ることも重要な様に思います。

 

しかし!私はこのGPS機能で失敗をしたのです・・・。

 

私の初100キロマラソンの10キロ毎の様子です。

 

最初の10km・・・キロ6分半ぐらいで順調!

20km地点・・・キロ6分で快調なペース!

30km地点・・・キロ6分40秒。ペース落ちてきた・・・

40km地点・・・キロ7分。まだ半分行ってないのにペースが上がらない

50km地点・・・キロ7分10秒。1キロが長く感じる・・・

60km地点・・・キロ7分30秒。ペースが遅くなってるからこのままでは・・・

70km地点・・・キロ7分45秒。もう無理だ・・・

 

そうです。GPS機能を使うと自分のペースが分かるのですが、自分のペースが遅くなっていることも気になってしまうのです。

 

100キロということは100回ラップが記録されるので、100回ペースが気になります。

 

私はペースを気にしないように、GPSを作動させずに普通の時計として使用しています。

 

「じゃあ走行ペースを気にせずに走って、関門に引っかかってリタイアになったらどうするんですか?」という方もおられると思います。

 

私のペース管理は10キロごとに何時までに着けばよいかを考えて走っています。

例えば「30キロ通過時点で朝の8時までに通過すれば予定通り」といった目安を作っておきます。

それをペース表に書いておくのです。

これよりも遅れている場合は少しペースを上げるなどして調整していきます。

 

当然、100キロマラソンでベストタイムを出したい人は1キロごとのラップが必要かもしれませんが、あくまで完走を目指すのであれば、10キロごとといった大まかな目安の方が良いと思います。

 

レース中は屈伸やストレッチはしない!

意外かもしれませんが、レース中の屈伸やストレッチには気をつけましょう

 

「屈伸」や「ストレッチ」は筋肉を使います。

また、屈伸をしたり、ストレッチをすると足がつったり、関節を痛める可能性があるので注意が必要です。

 

レース後半になってくると、足に疲労が溜まって思ったように動いてくれません。

「屈伸やストレッチをすればまた元通りに動いてくれるんじゃないかな・・・」という淡い期待を抱いてしまう気持ちは分かります。

 

しかし、大概その効果も1キロ走るぐらいで元に戻ってしまいます。

それどころか、屈伸やストレッチをすることで筋肉を使用するのでさらに疲労が溜まってしまうのです。

 

私も初めての100キロマラソンでは50キロを超えたあたりから、エイドステーション毎に屈伸をしたり、ストレッチしていました。

しかし、結局は70キロ過ぎでリタイアになりました。

 

翌年は「屈伸」や「ストレッチ」は筋肉を使ってしまうことを知り、屈伸やストレッチは止めました。

それだけが原因ではないと思いますが、完走することができました。

可能な限り、レース中の屈伸やストレッチは避けましょう。

 

アイテムを持ちすぎるな!

100キロという長丁場、14時間も走るウルトラマラソンなので不安なことはたくさんあります。

その不安の数だけアイテムを持っていきたい気持ちは分かります。

しかし、「使用しないアイテム」を持って走るとその分だけ重くなり、足かせとなります。

 

アイテムを必要最小限にすることが完走への道です。

ウルトラマラソンに最低限必要なアイテムをまとめましたので、こちらも参考にしてください。

不安な気持ちは分かりますが、100キロマラソンはエイドも充実しているところが多いのである程度はカバーできます。

 

シューズは薄底を選ぶな!

ウルトラマラソンで一番悩ましいのがシューズ選びだと思います。

 

薄底でも軽い方がいいのか?

厚底だが重くなってしまう方を選ぶのか?

 

非常に難しい選択だと思います。

 

色々な考え方がありますが、私は完走のためには「重くなっても厚底のシューズ」を選ぶべきだと思います。

 

100キロマラソンで一番危険なのは「全く走れなくなること」です。

遅くても走ることができれば、完走の可能性は残されます。

しか、全く走れなくなると完走の確率はほぼ皆無となります。

 

全く走れなくなるのは、膝や足首等の故障が主になると思います。

膝や足首等の負担を軽減するのはやはり「シューズのクッション性」です。

初めて100キロマラソンを走る方はクッション性を重視しましょう。

 

私も初めてのウルトラマラソンを走る前にシューズを検討しました。

 

失敗したのはコストパフォーマンスを意識して「フルマラソン」と「ウルトラマラソン」の両方とも走れるシューズを探してしまったことです。

 

選んだのはサブ4モデルのシューズです。

こちらを履いてレースに出場しましたが、後半膝と足首に疲労が溜まり、アスファルトの固さがダイレクトにダメージが来ました。

 

結果的にはコストパフォーマンスが最悪な結果となってしまいました。

 

「フルマラソン用」と「ウルトラマラソン用」のシューズは分けた方が良いかもしれません。

 

2回目はこちらを履いて完走できました。

今は販売終了していますが・・・

 

ウルトラマラソン用としては、これが良さそうな気がします。

 

少々値段が高いので、安くなるタイミングを見ておいた方が良さそうですね。

個人的にはアディダスのブーストシリーズが好きです。

 

個人的には足の甲が大きいのでアシックスの靴があまり合いません。

ナイキも軽くて厚底のシューズが出てますので、そちらも選択肢の一つだと思います。

 

とにかく100キロマラソンには「厚底」がよいと思います。

 

まとめ

100キロマラソンでやってはいけないことを4つ紹介しました。

 

100キロマラソンは何が起こるか分かりません。

足が痛くなる、転倒する、雨が降る…など完走を阻む事象が発生します。

 

そのためにも「自分ができる範囲」で完走を阻む要因は取り除いておくべきです。

完走出来る可能性を少しずつ上げておく必要があります。

 

当然、一番大事なことは大会前のトレーニングですが、それ以外の要素も押さえておきましょう。

 

みなさんの初100キロマラソンが完走できることを祈っております。

今年はレース自体が厳しいですが・・・泣


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